イタリアから帰ってきましたー! (27 日に)。 でもって 28 日からは江ノ島に行ってて、昨日帰ってきました。 も〜、疲れました。疲れきりました。心底疲れました。
そんなわけで 10 日ばかりインターネット上から消失していました。 各方面には御迷惑をおかけしました。
イタリアはローマ・フィレンツェ・ヴェネツィアを 実質 4 日でまわるという、ものすごい過密スケジュールでした。 いやもうね、いろいろありましたよ。 いろいろありすぎて 1 エントリでは書けないので、 このあとダラダラと書きます。
(18:23)
2006-09-21 04:00 +0900 自宅を出発。 旅行の申し込みが遅かったため、関空経由のうえこんなにクソ早い便になってしまった。
羽田へ向かう途中、 電車の乗り継ぎがうまくいって予定より一本早い電車に乗れたのに、 間違えて途中の駅で降りてしまい、相殺されてしまった。 なんていうか、出発早々、この旅を象徴するような出来事である。
羽田空港にて、時間がギリギリだーと思いあせって チェックインカウンターにダッシュするが、 カウンターを間違えた。 しかも、国内線は手荷物チェックもセキュリティもテキトーで、 全然あせる必要なかった。 出発早々、この旅を象徴するような出来事である。
というわけで関空に到着。 まだ朝ごはんを食べてないので、空港内のぼてぢゅうで和風弁当を食べる。 サケが冷えていてクソまずい。 むしゃくしゃして店を出る。 そして店にスーツケースを起き忘れる。 何度でも言うが、出発早々、この旅を象徴するような出来事である。
もういい。さっさと荷物取り返してチェックインしてしまおう。 国際線はもうちょっとセキュリティがきついかと思ったが、 ベルトを取らされたくらいで、前回のアメリカ行きほどきつくはなかった。 やっぱりヨーロッパはまだ大丈夫なんだな。
▼関空発、アムステルダム・スキポール空港行 (KLM)
今回はオランダ経由なので KLM だ。さすがに 12 時間はだるい。
座席は機内中心 3 人がけの通路側で、しかも真ん中に人がいなかった。 ついてる。この旅行を通してツキはとてもよかったような気がする。 ただそのツキが人為的ミスで相殺されたわけだが。
出発直後、「乗客のなかにお医者様がいらっしゃいましたら……」をやっていた。 本当にやるんだなあ、あれ。
KLMって初めて乗るけど、機内食はどうなんだろう。 往路ではなんとなく洋食が食いたかったので洋食にしたのだが、 これがよくなかった。 「機内食の洋食は西洋人向け味付け」の法則を忘れていた。 とにかくクソまずい。 復路の機内食 (和食) はけっこうおいしかったから、 やはり洋食を選んだのがいけなかったのだろう。 今度から気を付けよう。
とかなんとかやっている間にオランダはアムステルダムのスキポール空港に到着。 イタリア・オランダと日本とでは 8 時間の時差 (タイムゾーン +0100) があるが、 9 月はサマータイムなので、タイムゾーン +0200 扱いである。
▼アムステルダム・スキポール空港発、ローマ・フィウチミーノ空港行
オランダのスキポール空港で ALitaria に乗り換える。 KLM との提携路線らしく、フライト ID が二つあってちょっとあせった。
この飛行機はもうアナウンスとかがイタリア語になっていて、 乗っているうちにイタリアな気分になってきた。 機内食と一緒にコーヒーを頼んだら、 「コーヒーは食後に出るから別のにしろ」と言われて驚いた。
今度はオランダ → イタリアなのでかなり短い。 と言っても 3 時間あるけどな。
2006-09-21 21:00 +0200 ローマのフィウチミーノ空港に到着。 フィウチミーノ空港はレオナルド・ダヴィンチ空港とも言うらしい。 「フィウチミーノ」はとても言いにくいね。
この空港から出るときは何もチェックがなかった。 不法入国になったりしないだろうな〜とドキドキである。 あとでわかったことだけど、オランダとイタリアは シェンゲン協定というのを結んでいるので、外国扱いにならないらしい。 つまりオランダ経由だと入国審査も出国審査もオランダでやることになるわけだ。
さて、フィウチミーノ空港からローマまでは 直通電車 (レオナルド・エクスプレス) を使う。 この電車の駅は変なところにあってちょっと迷った。
▼フィウチミーノ空港発テルミニ行
これがその電車。乗車券は 11 ユーロ。
ちなみに、イタリアの駅には改札がない。 その代わり、自分で乗車券を機械に入れてタイムスタンプを押す。 これを忘れると不正乗車扱いになって罰金をすげー取られるらしい。
ちなみに、この機械はけっこう謎が多い。 どう見てもチケットが磁気を帯びてたりはしなさそうなのだが、 なぜかチケットを入れると反応する。 しかもチケットを特定の方向に入れないと反応しないっぽい。 あとで全然関係ない紙を入れてみたんだけど、これも反応しない。 何を手掛かりにして起動してるのかよくわからないんだよな。
謎の検札機に悩まされながらもテルミニ駅に到着。 だいたい 22:00 くらいだったかな。 到着したところはなーんかやたらと薄暗いホームで、人気もなく、 これがローマで一番大きい駅とはとても思えなかった。
あとでわかったことだが、実はこのホームは 29 番線と言って、 テルミニ駅のめっちゃ隅っこのほうなのである。 1 番線のあるテルミニ駅の本体は、もっとでかくて明るい。 しかしその時はまだそんなことは知らないので、 やったら小さい駅だなーと思いつつ横のほうに抜けたのであった。
で、29 番線から「横」に出てしまうと、 さらに暗いところに出てしまう。この道はかなり汚なくて恐い。 しばらく広場に向かって進むとやや明るくなるのだが、 今度は "taxi?" と聞いてくるおじさんが多くてうざい。
あー
ああー……
ホテルが見付かんねー! なんだよこの適当な地図は!
もしかして迷子ですか? とか思い始めたころ、 ようやくホテルの住所と同じ名前の道を発見する。 よかったよかった。初日から迷子なんてたまんねえからな。 23:00 ホテルに到着。
ホテルのフロントに行くと、おばちゃん集団がチェックインしていた。 おばちゃんたち、話が長いよ。いいかげん部屋に行ってください。
駅とかホテルは英語が通じるので楽だな。 I'd like to check in. とか適当にしゃべってチェックインする。 部屋は 303 だと言われたので階段を 2 つ上がるも、なぜかまだ 2F。 ……え? ……あ、そうか。ヨーロッパは地上階が 0 階だった。 ということは 303って 4F なのか。エレベーター使えばよかった。
部屋せまー。当然バスタブはない。しかしビデはある。 窓を開けるとものすごく狭い中庭しか見えない。 どう見ても牢獄だろうこれは。
と、いうところで、夕飯を食べていないことに気付いた。 でもなー、これから買いに行くのも恐いしなー。 しょうがないのでカロリーメイト食って水飲んで寝た。 非常食万歳。
しかし、なんで移動日だけでこんなに書いてんだろう俺……。
(03:37)
http://jp.rubyist.net/?KansaiWorkshop12
つーことで、今度は Ruby勉強会@関西でしゃべります。 テーマは最近噂のリファレンスマニュアル刷新計画について。 しかし最近はプレゼンが多いなあ。
(04:57)
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お帰りなさいまし。
ども。いつもながら、めっちゃ反応早いですね (笑)
フィウミチーノなら言いやすいかも(笑)
お疲れさま〜。EU域内(イギリスを除く)はけっこう行き来自由ですよね。
言いやすくありません!
言いやすくないので修正しません!
修正しませんからね!
本当にねえ。EU というものの存在は知っていましたが、
これほど国の境がなくなるようなものだということは
初めて実感しましたよ。