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2006-09-01

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バカ逝くで出てきた、sh の「:」(ヌルコマンド) について。 ああ、そんなのあったなあと思いつつも、 何に使うのか思い出せなかったので、調べました。 『入門UNIXシェルプログラミング』で。 これはまじでいい本です。

この本には次のような使い道が書いてあった。

  • if や while の条件式で、常に true になる式として使う。
  • if の then 節や else 節で、何もしないときに使う。
  • コマンドの引数だけ評価するときに使う (例えば : ${var ? "var is not set"} とか)。
  • リダイレクトと組み合わせて touch や truncate の効果を出す。

ところで、Linux だと /bin/sh がフツー bash なのでわりとなんでも通っちゃうけど、 商用 UNIX をさわってみると制限ありまくりで泣けるよね。 そのてん『入門 UNIX シェルプログラミング』 は各種商用 UNIX でもちゃんと通じる書きかたが書いてあるので非常に助かりました。 なにしろ原題は "Portable Shell Programming" だし。

(05:26)

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