history

青木日記 RSS

<前の日 | この月 | 次の日>

2006-08-29

svnserve: authz でハマる

レポジトリに trunk/ を作るのを忘れてた。 どうせ rev 1 だし、レポジトリを全部作り直してしまおうと思いたった (……のが間違いの始まりだった)。

rm -rf して mkdir して svnadmin create して svnserv.conf と passwd 書き換えて svnserve 起動っと。 よし接続。

~ % svn co svn://svn.loveruby.net/rubydoc/ rubydoc
svn: Authorization failed

はい?

30 分くらい悩んだあげく、 svnserve.conf でこの行をコメントアウトしてしまっていたことに気付いた。

authz-db = authz

これは Apache 用の設定だからコメントアウトしちゃだめなのねー。 やられた。

(03:33)

Rubyリファレンスマニュアル刷新計画 (5) URL レイアウト

愛称ですか。確かに名前は重要だな。 「るりま」でもいいけど、ちょっと紛らわしすぎるかなあ。 書いてるときは大丈夫だと思うけど、発音したときが。

で、 URL でのファイル配置を決めた。

rubydoc/
    refm/
        spec/      「Ruby言語仕様」
        api/       「クラスリファレンス」
            files/
                _builtin
                English
                Env
                Win32API
                abbrev
                base64
                banchmark
                  :
                  :
            classes/
                Object
                String
                  :
                  :
            methods/
                Object/
                    __id__
                    __send__
                    allocate
                    ancestors
                    autoload
                    class
                    clone
                    display
                      :
                      :
                String/
                      :
                      :
        capi/      「拡張ライブラリAPIリファレンス」
            検討中
    faq/
    tutorial/

refm/api 以下はすべて動的生成される。

Rubyリファレンスマニュアル刷新計画 (6) 物理レイアウト

refm/api 以下のデータは、 レポジトリでは require 名単位で管理される。 その配置は以下のとおり。

api/src/
    _builtin/
        Object
        Array
        String
          :
          :
    English.rd
    Env.rd
    Win32API.rd
    abbrev.rd
    base64.rd
    bigdecimal.rd
    bigdecimal/
        jacobian.rd
        ludcmp.rd
        newton.rd
        utils.rd
    cgi.rd
    cgi/
          :
          :

src/ 以下では *.rd だけが意味を持ち、 その他のファイル (Object とか) はプリプロセッサでテキスト的に結合される。

Rubyリファレンスマニュアル刷新計画 (7) ソースドキュメントの構造

(#@include などをすべて処理して生成される) .rd ファイルは以下のような構造を持つ。

require ライブラリ名
require ライブラリ名
 
<ライブラリドキュメント>
 
--- 既存クラスに追加されるメソッド1
--- 既存クラスに追加されるメソッド2
 
= class クラス名 < スーパークラス名
 
include モジュール名
include モジュール名
 
<クラスドキュメント>
 
== クラスメソッド
--- メソッド1
--- メソッド2
--- メソッド3
 
== メソッド
--- メソッド1
--- メソッド2
--- メソッド3
 
= module モジュール名
 
<モジュールドキュメント>
 
== モジュール関数
--- メソッド1
--- メソッド2
--- メソッド3
 
== メソッド
--- メソッド1
--- メソッド2
--- メソッド3

Rubyリファレンスマニュアル刷新計画 (8) 提供される機能

新リファレンスマニュアルで最終的に提供される機能は以下の通り。

  • ライブラリ単位のドキュメント
  • クラス単位のドキュメント
  • メソッド単位のドキュメント
  • あるライブラリに含まれる全クラスおよび追加メソッドの検出
  • require ツリーの自動生成
  • あるクラスに含まれる全メソッドのリスト
  • クラス階層の表示
  • 継承と include を「潰した」ときのクラスのメソッド一覧
  • メソッドを起点として、そのメソッドがどのクラスで定義されるかの一覧
  • メソッドオーバーライドの表示
  • 親クラスの表示
  • すべての子クラスの表示
  • クラスを起点として、それを提供するライブラリの表示
  • メソッドを起点として、それを提供するライブラリの表示
  • 最低でも ReFe と同レベルの補完検索

(04:22)

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]
takaBSD (2006-09-03 21:31)

> 愛称ですか。確かに名前は重要だな。「るりま」でもいいけど、
私は「るりふぁ」に一票。
でも「ReFe」と区別つきにくいかしら。

名前
メールアドレス

<前の日 | この月 | 次の日>
2002|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2003|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2004|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2005|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2006|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2007|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2008|01|02|04|05|06|09|10|
2009|07|
2010|09|

Copyright (c) 2002-2007 青木峰郎 / Minero Aoki. All rights reserved. LIRS