『Rubyソースコード完全解説』CD-ROM (archives/cygwin/)
Windows 上で POSIX API をエミュレートするレイヤ Cygwin と
その上で動くツールのセットです。以下の注意だけは必ず読んでください。
重要!!
Windows Me 上で最新の Cygwin DLL (パッケージ名は cygwin)
を使って ruby をコンパイルしたところ、落ちる・固まる・OSごとフリーズ、
などの問題が発生しました。1.3.10 まで戻すと正常にコンパイル
できたので、デフォルトでは 1.3.10 が選択されるようにしてあります。
うっかり他のバージョンを選んだり、上書きダウンロードしたりしない
ようにしてください。
ただし 2000 では大丈夫だったのでこれは恐らく Win 9x 系限定の
問題だと思われます。そして、今回のような問題はあるものの、
基本的には Cygwin は新しいほうが安全です。ですから
NT / 2000 / XP を使っているかたは最新バージョンを
インストールしたほうがよいでしょう。
インストール
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まず、このディレクトリをまるごとローカルのハードディスクに
コピーしてください。それを仮に C:\src\cygwin とします。
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setup.exe を起動します。
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(Choose A Download Source)
「Install from Local Directory」を選びます。
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(Select Root Install Directory)
Cygwin をインスールする先を選びます。
デフォルトの C:\cygwin でよいでしょう。
参考までに、筆者のマシンでの C:\cygwin のサイズは 200MB くらいです。
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(Select Local Package Directory)
Cygwin のパッケージを置いておくフォルダを選びます。
C:\src\cygwin (このディレクトリをコピーしたところ) を
選んでください。デフォルトでそれが選ばれているはずです。
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(Select Packages)
ツリービューになっています。「Current」の欄にあるのが
現在インストールされているファイル (当然、最初は全て真っ白のはず) で、
「New」の欄に表示されるのが今回のインストールで行おうとしている
アクションです。バージョン番号が出ていればそのバージョンを
インストール、「Skip」なら現状のまま、「Uninstall」なら
アンインストール、などなど。
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終わり。
アイコンを作るかどうか聞いてくるので、好きにしてください。
メモ
Cygwin には Windows 用の X Window System なども入っているの
ですが、容量の関係で削除しました。
後からもう一度 setup.exe を起動し
「Download from Internet」
を選べば、パッケージを追加ダウンロードすることもできます。
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